December 6, 2009
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ポルノコンテンツは巷に溢れているし、日本ほど性風俗のバリエーションが豊かな国もない。じぶんの家にプライベートな空間がないのならば、個室ビデオ屋へいくかレンタルルームを借りればいい。服装が引き金になって性犯罪者に狙われるというのもただの思い込みだ。そもそもそれは理性をうしなった者の犯行ではない。常習者は痴漢をするために電車へ乗り込む。わざわざ他県から首都圏へ出向いてまで、そうするのである(わたしが駅員に捕まえてもらった男はそうだった)計画的犯行だ。なかにはインターネットで仲間を募る者たちさえいる。ついかっとなってやったのではない。最初からやる気なのだ。どうしてそこから目をそらすのだろう。そんなものいくらでも報道されてきたではないか。ほんとうに制御不能な欲望があるのならば、強姦は公衆の面前でも起こるはずだ。

しかし起こらない。渋谷のハチ公前や新宿のアルタ前で、それは決して起こらない。事件現場はいつだって犯行を隠蔽しやすい場所だ。おっぱい丸出しの金髪美女が、そのへんをうろうろしている海外のビーチでだって、彼女たちにいきなり襲いかかるような輩はいない。強姦も痴漢もきわめて理性的な犯罪である。ついかっとなってやるような性質のものではない。にもかかわらず、ある種の人間は必死でそれを隠そうとする。都合がわるいからだ。男はときに理性をうしない、欲望を抑えられなくなる生きものだ、そう開き直れば、刺激的な服装が悪い、と屁理屈もいえる。しかし、その前提がくずれたら、女のせいにはできない。また、お得意の脅迫もできない。ミニスカートを履くなら強姦するぞ。夜道をあるけば強姦するぞ。好きなにポルノコンテンツを消費させないなら強姦するぞ。

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